紅薊(べにあざみ)メダカ
系統名:
朱赤透明鱗ブラック
特 徴:
濃い朱赤と黒の2色が目立つ品種です。
透明鱗型で、”ブラックリム”と呼ばれる、鱗に出る黒い網目模様の体色と、ヒレや頭部に出る濃いオレンジ色のコントラストが特徴の系統です。
説 明:
”ブラックリム”と呼ばれる不完全透明鱗は、2010年に二野宮良博氏(現「めだか本舗」、広島県東広島市)が発表した”クリアブラウン”で見いだされた従来知られない遺伝子変異です。
現在、体の部分と頭部とがツートンカラーで彩られる”半透明鱗””透明鱗”系品種の元となりました。
”紅薊”は、”クリアブラウン”、”紅帝”、”ピュアブラック”の3血統の交配を経た広島県福山市の瀬尾開三氏の種親から、同じ福山市の神谷美和氏が、朱赤が明瞭化する完全透明鱗に近い因子を選抜繁殖し、2017年に発表しました。
- 遺伝ワード:
”朱赤”、”ブラックリム”、”透明鱗”
- サーチワード:
–
- 整理コード:
Medaka.works:No.085
※1:medaka.worksの系統紹介は独自の情報収集に基づいています(赤井裕監修)
※2:内容にお気づきの点がありましたらお気軽にご連絡ください。
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