乙姫(おとひめ)メダカ

乙姫(おとひめ)メダカ

系統名

オレンジ半透明鱗ブラックリム光体型

特 徴

”ブラックリム”よ呼ばれる鱗の黒い網目模様の半透明鱗に、”楊貴妃”を起源とする朱赤色~濃いオレンジ色が出現する、光体型の系統です。

鱗のない頭部は黒模様が出ないため明るい朱色となり体色との色コントラストが魅力となっています。

説 明:

2017年に「栗原養魚場」(広島県福山市、代表:栗原道男氏)から発表された品種です。半透明鱗性の”クリアブラウン”と、”紅(楊貴妃透明鱗ヒカリ体型)”の交配から継代選抜を重ねて作出されました。

片親となった”紅”は、2009年に福岡県大牟田市在住の小宮正城氏が作出した品種で、”東天光”に相当する楊貴妃系の光体型ですが、体色は部分的に白く抜けて紅白を示し、白い個体も生まれます。

このため、”乙姫”にもクリームイエローに近い白の地色の個体が出現し、これを選抜繁殖したものが兄弟品種にあたる”白姫(はくひめ)”です。

  • 遺伝ワード:

”半透明鱗”、”ブラックリム”、”光体型”

  • サーチワード:

  • 整理コード:

Medaka.works:No.081

※1:medaka.worksの系統紹介は独自の情報収集に基づいています(赤井裕監修
※2:内容にお気づきの点がありましたらお気軽にご連絡ください。