紅帝メダカ

紅帝メダカ

系統名

福山系朱赤

特 徴

室内飼育でも赤が濃く出る”朱赤”メダカです。

赤いメダカは”楊貴妃”と呼ばれますが、現在知られる楊貴妃系統とは異なる起源を持つとされ、”楊貴妃”では太陽光豊かな屋外で月齢を重ねると色が濃くなるのに対して、室内照明でも十分発色します。

説 明:

「栗原養魚場」(広島県福山市、代表:栗原敏幸氏)が独自に育成した系統です。

赤いメダカとしてよく知られる”楊貴妃”(「めだかの館」2004年発表)とは別に、福山市の瀬尾開三氏が育成していたメダカから栗原敏幸・宗幸親子が”朱赤”形質を選抜育種した別系統で、やや透明感のある体でヒレにも赤が良く出ます。

古くは富田英夫博士が1978年7月号の「遺伝」にて、ci遺伝子×濃いヒメダカで赤いメダカ出現をレポートしていますが、赤の濃いメダカを作出するには長い選抜が必要で、室内でもよく発色する”朱赤”の別系統として貴重な存在です。

  • 遺伝ワード:

”朱赤”、”ci遺伝子”

  • サーチワード:

  • 整理コード:

Medaka.works:No.064

※1:medaka.worksの系統紹介は独自の情報収集に基づいています(赤井裕監修
※2:内容にお気づきの点がありましたらお気軽にご連絡ください。